お知らせ
12月になると、関市や各務原市でも「足先が冷えて眠れない」「職場で一日中手が冷たい」「肩こりや頭痛もひどくなる」といった“冷え”のお悩みが一気に増えます。特に女性や、デスクワークの多い方、立ち仕事で冷えやすい方からの相談が目立ちます。このブログを書いている日の朝も一番に来店された方のご相談は
「足が冷えて夜眠れない」
というものでした。
冷えの大きな原因は、気温の低下による血行不良です。体は大事な臓器を守るため、まずおなかや内臓を温めようとします。その結果、手足の末端に十分な血液が届かず、「末端冷え性」と呼ばれる状態になってしまいます。さらに、同じ姿勢で長時間座りっぱなし・立ちっぱなしでいると、血の巡りが悪くなり、足先の冷えやむくみが悪化しやすくなります。漢方的な表現で言うと血虚であったり気の巡りが悪かったりということになります。
まず今日からできる対策は、「首・手首・足首」をしっかり温めること。マフラーやネックウォーマー、レッグウォーマー、ゆったりした靴下などで、血管が集まる部分を温めると、全身がポカポカしやすくなります。お風呂はシャワーだけで済ませず、ぬるめのお湯に15〜20分つかるのが理想です。特に、みぞおちくらいまでの半身浴は、心臓に負担をかけずに体の芯から温まるのでおすすめです。浦田も出勤の時などに自転車に乗っているんですが、ネックウォーマーと手袋は必ずつけています。夜中はアイリスオーヤマの電熱ベストを薄手のダウン(大きめサイズ)の下に来ています。念のため補足ですが、アイリスオーヤマさんの商品は取り扱いないのでご了承ください。
話がそれました。上記のような対策をした上でも「冷えがつらい」「毎年冬になると体調を崩す」という方は、体質から見直す必要があるかもしれません。漢方では、冷え性・生理痛・肩こり・むくみ・疲れやすさなどをまとめて「血の巡りの不調」「エネルギー不足」としてとらえ、体の内側から温めることを大切にします。体質に合った漢方薬を続けることで、「そういえば今年はカイロの数が減った」「靴下を重ねなくても平気になった」というお声もよくいただきます。
ウラタ薬局では、関市・各務原市エリアの皆さまから「冷え性の相談」「手足の冷えに効く漢方」「冷えと肩こりを一緒に改善したい」といったご相談を多くお受けしています。現在のお薬との飲み合わせや、生活習慣・食事内容もふくめて、一人ひとりに合った冷え対策をご提案します。「ただの冷え性だから…」とあきらめず、ぜひ一度ご相談ください。
当薬局へは、関市中心部からお車で約10分、美濃市・美濃加茂市・各務原市からは約20〜30分ほどでお越しいただけます。