お知らせ

  • TOP
  • お知らせ
  • 冬になると増える「しもやけ」――今日からできる簡単ケアと体質づくり
2025.11.21
ブログ

冬になると増える「しもやけ」――今日からできる簡単ケアと体質づくり

寒さが本格的になってくると、「指先が赤く腫れて痛い」「お風呂に入るとジンジンする」
そんな“しもやけ”の相談が一気に増えます。
毎年繰り返してしまう方も多いですが、実は日常のちょっとした工夫で予防・改善につなげることができます。

今回は、薬局としておすすめしたい しもやけ対策の健康法 をわかりやすくまとめました。


■ しもやけは「血流のトラブル」から起こる

しもやけ(凍瘡)は、寒さと湿気によって血流が悪化し、末端が炎症を起こすことで発生します。

例えばこんな方は要注意:

  • 手足が冷えやすい
  • 末端に汗をかきやすい
  • 厚手の靴下を重ねばきしてムレやすい
  • 長時間同じ姿勢でいることが多い

血管の「収縮と拡張」がうまく切り替わらないことで症状が出ます。


■ 今日からできる!しもやけ対策の健康習慣

① 手足を“こまめに温める”

お湯につける必要はありません。
手をグーパーしたり、足指を動かすだけでも血流改善につながります。

② 靴下は“重ねすぎない”

重ねばきは汗がこもって悪化します。
素材は ウール・シルク など吸湿性の高いものがおすすめ。

③ 入浴時は「温冷交代浴」

手足だけでOKです。
あたたかい → ひんやり → あたたかい
と交互に行うと血管の動きが良くなり、症状が軽減します。


■ 食事で血の巡りを改善する薬膳的アプローチ

体の中から温めることも大切です。
薬膳では「温めて巡らせる食材」を積極的に。

おすすめ食材

  • 生姜
  • ねぎ
  • 黒豆
  • くるみ
  • シナモン
  • 鮭、鶏肉

ちょっと意識して取り入れるぐらいからでも始めてみてくださいね。


■ 漢方が効果を発揮するケースも

しもやけを毎年繰り返す方は、体質改善として漢方を取り入れるのも有効です。

  • 当帰四逆加呉茱萸生姜湯(強い冷え)
  • 桂枝加朮附湯(冷え+関節痛)
  • 八味地黄丸(冷え+頻尿・足のしびれ)

冷えのタイプによって合う漢方は違うため、気になる方はウラタ薬局にご相談ください。


■ 最後に:しもやけは「体質のサイン」

しもやけは“冬だけのトラブル”ではなく、
「冷えや巡りの弱さ」 を教えてくれるサインでもあります。

少しの習慣を続けるだけで、来年の冬は楽に過ごせるようになりますよ。
ウラタ薬局では、体質に合わせたケア方法や漢方の提案も行っています。
気になる方はお気軽にお立ち寄りください。


🚗 関市近郊からのアクセス

  • 関市市内:車で5〜10分
  • 美濃市:15〜20分
  • 各務原市:20〜30分
  • 美濃加茂市:20〜25分