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2025.11.21
ブログ

朝の冷え込みがつらい季節に…薬局からお届けする“あったか健康ブログ”

朝起きると「布団から出るのがつらい…」そんな声が増えてきました。
気温が下がるこの時期は、体がこわばり、自律神経のバランスが乱れやすく、さまざまな不調が出やすい季節でもあります。

今日は、東洋医学の視点と薬膳の考え方をまじえて、冷えやすい朝を快適に過ごすコツをまとめました。


■ 朝の不調は「気血の巡り」が落ちているサイン

冬に向かうこの時期は、体内を巡る「気(エネルギー)」と「血」の流れが鈍くなり、以下の症状が出やすくなります。

  • 手足が冷える
  • 朝起きても体が重い
  • むくみ
  • 頭のぼんやり感
  • 胃腸の動きが悪い

体が温まりにくい理由は、筋肉がこわばって血流が悪くなるため。
特に朝は気温も低く、体のスイッチが入りにくいのです。


■ 朝5分でできる「巡りアップ習慣」

① 目覚めたら布団の中で足首を回す

足首を回すだけで、ふくらはぎのポンプが働き、全身の血流が改善します。

② コップ1杯の白湯

内臓から温まり、冷えによる胃腸トラブルの予防にも。薬用人参やアミノ酸のドリンクが家にある方はそれを飲んでいただくと最高です。

③ 肩甲骨まわしで体をリセット

寒さで縮こまりがちな上半身をゆるめ、呼吸も深くなります。


■ 朝におすすめの薬膳食材

寒さで固まった体をほぐすには、体を温め、巡りをよくする食材がおすすめ。

  • 生姜(しょうが)
  • ねぎ
  • 黒ごま
  • なつめ
  • シナモン
  • 鶏肉
  • かぼちゃ

味噌汁に生姜を少し入れるだけでも効果◎。
仲町店や関山田店で販売している地元野菜(白菜・ブロッコリー・キャベツ)も、胃腸を整えてくれるので朝食にぴったりです。


■ 冷えが強い方は漢方の力も活用を

「手足が冷えて眠れない」
「朝起きるのがつらい、やる気が出ない」

こんな方は、漢方相談も増える時期です。

  • 当帰四逆加呉茱萸生姜湯(強い冷えに)
  • 桂枝加朮附湯(冷え+痛み)
  • 人参湯(胃腸の冷えに)

体質によって合う漢方が違うため、気になる方はお気軽にご相談ください。


■ 最後に:体を温めて冬を元気に迎えましょう

朝の冷えは放置すると、肩こり、頭痛、胃腸不良、疲労などの不調につながります。
毎日の小さな習慣で、冬を元気に乗り切りましょう。

ウラタ薬局では、どちらの医療機関の処方箋も受付可能です。
体調相談、漢方相談もお気軽にどうぞ。


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