健康のススメ

関市内の高校に通う高校生が、お母さまと一緒に薬局に相談に来られました。彼女はバスケットボール部に所属しており、平日はほぼ毎日練習、休日には練習試合が続く日々。最近は「朝起きても疲れが抜けない」「体が全体的に重だるい」と感じることが増えてきたとのことでした。
特に痛みがあるわけではないものの、「体全体が常に疲れている感じで、集中力も続かない」との訴え。まだ10代の若い世代であっても、過度な運動の積み重ねや睡眠不足などが重なると、筋肉や神経に疲労が蓄積してしまいます。
東洋医学の考え方では、こうした全身のだるさや倦怠感は「気血水」の巡りが悪くなっている状態と捉えられます。疲れを抜くには、単に休むだけでなく、血をしっかりとさせるアミノ酸を取りながら身体の巡りを整えてあげることが大切です。
そこでアミノ酸のドリンクと共にご提案したのが、メディセルを使った筋膜リリース施術でした。メディセルは、皮膚をやさしく吸引することで筋膜をリリースし、筋肉の動きをスムーズにして血流やリンパの流れを促進します。疲労物質の排出をサポートし、回復力を高める効果が期待できます。
施術では、背中・太もも・ふくらはぎなど、全身を広くカバーするように行いました。初めての体験に最初は少し緊張していた様子でしたが、「吸われてる感じが不思議だけど、だんだん気持ちよくなってきた」と徐々にリラックス。施術が終わったあとには、「体がすごく軽くなった!足も軽くてジャンプできそう」と笑顔で話してくれました。
その後は、試合前後のメンテナンスとして月に1~2回ペースで継続されており、コンディション管理にも役立っているようです。お母さまからも「練習の疲れが抜けやすくなったようで、親子喧嘩も減りました」と喜びの声をいただきました。
バスケ部のように運動量が多い部活動では、早めのケアがケガの予防にもつながります。メディセルは痛みのケアだけでなく、全身の疲労回復や巡りの改善にもおすすめです。
関市や各務原市周辺で、「高校生の部活疲れをケアしたい」「全身のだるさが抜けない」と感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。未来ある学生たちの健やかな成長を、薬局としてしっかりサポートさせていただきます。