半年以上前から寝ても、マッサージへ行っても、温泉へ行っても疲れが抜けない。もうどうしようもないし岐阜県まで来ようと思ったという方からご相談をいただきました。
よくいらっしゃいますよね。寝ても寝ても疲れが取れないという方。ウラタ薬局にもよくご相談にお越しいただけます。
　漢方の考え方なのですが、疲れには二種類あります。体を休めたら楽になる『実労』と体を休めても楽にならない『虚労』です。虚労は精力が衰えている方や子宝に恵まれない方の中にもいらっしゃいますね。
　虚労を治すのは時間はかかりますが方法論としては割とわかりやすいです。ものすごく単純に説明すると無理のしすぎが原因なので無理をし過ぎて失われてしまった部分を補っていってあげるだけです。今回の方の場合は血を補うためにアミノ酸と漢方薬、ストレス緩和のために２つ目の漢方を飲んでいただくことになりました。
　きっと1月〜２月には元気になっていただけると思います。そうなったら疲れをためないためにストレス緩和の漢方だけにして続けていただいて健康な体を維持していきましょうというお話をしてあります。未病の段階で対応しておくことが一番ですよね♪