お知らせ

「うちの子、最近便秘がちで…」「夜のおねしょがなかなか治らないんです」そんな悩みをお持ちの親御さん、少なくないのではないでしょうか?
子どもの体は大人とは違い、成長途中のため体調の変化が出やすく、ときに原因のはっきりしない不調を抱えることがあります。便秘や夜尿症(おねしょ)もそのひとつです。
実はこれらの症状には、漢方でのアプローチがとても効果的です。
■ 子どもの便秘の原因と漢方的な見方
子どもの便秘は、食生活の乱れや運動不足、ストレス、水分不足などが原因になることが多いですが、漢方では「気」や「血」「水」のバランスの乱れ、そして「腸の冷え」や「潤い不足」などからも便秘が起きると考えます。
例えば、「脾(ひ)」という消化吸収を司る臓器の働きが弱く、便の形成がうまくいっていないケースや、水分の代謝が悪く、硬くて出にくい便になっているケースなどが該当します。
この場合、「小建中湯(しょうけんちゅうとう)」や「麻子仁丸(ましにんがん)」などを使用することで、腸内環境を整え、スムーズな排便を促します。どちらもお子様にも使える処方で、体に負担が少なく優しい作用が特徴です。
■ おねしょの漢方的アプローチ
夜尿症(おねしょ)には「腎(じん)」の発育の未熟さが関係しているとされます。「腎」は成長や発育、水分代謝と密接に関係しており、この働きが未熟な子どもは夜間に膀胱の働きがコントロールできず、おねしょになりやすくなります。
このようなケースでは、「補腎薬(ほじんやく)」と呼ばれるタイプの漢方薬が使われることがあります。たとえば「牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)」などがその代表で、体の根本的な発育バランスを整える方向から働きかけます。
■ 親子で安心できる相談環境
ウラタ薬局では、お子様の体調についても安心してご相談いただける環境を整えています。漢方相談は完全予約制で、じっくりとお話を伺います。お子様本人がリラックスできるよう、優しい対応とわかりやすい説明を心がけています。
■ まずは体質を知るところから
お子様一人ひとりの体質や性格、生活環境は違います。ウラタ薬局では「なぜ便秘が続くのか」「なぜおねしょが治らないのか」といった原因を、東洋医学の視点から丁寧に分析し、無理のない改善プランをご提案します。
子どもの不調に悩んだら、まずは薬局でできるやさしいケアから。各務原市・関市周辺にお住まいの方は、ぜひ一度ウラタ薬局にご相談ください。
親子で笑顔になれる健康づくりを、私たちがサポートします。