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2025.08.26
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名古屋の漢方塾で薬剤師さんへ講義させていただきました

こんにちは、ウラタ薬局の浦田です。
8月24日(日)、名古屋で開催された漢方塾にて、薬剤師の先生方を対象に講師を務めさせていただきました。主な内容は、構成生薬から見た「瀉心湯類」と「小柴胡湯」との違いについてです。どのような使い分けをするのか、どうやって選んだらいいのかをお話しさせていただきました。


◆講義テーマ:構成生薬から学ぶ違い

今回取り上げた処方は、甘草瀉心湯・生姜瀉心湯・半夏瀉心湯・小柴胡湯
名前は似ていますが、生薬の組み合わせが少し変わるだけで適応となる体質や症状がガラリと異なるのが漢方の面白さであり、難しさでもあります。

例えば――

  • 甘草瀉心湯は、胃腸の調和を重視しつつ炎症を抑える処方。下痢やみぞおちのつかえに使われます。

  • 生姜瀉心湯は、生姜を加えることで胃内の停滞を散らし、吐き気や胃もたれに。

  • 半夏瀉心湯は、半夏の力で嘔吐・ゲップ・胸やけなどの“気逆”に強い。

  • 小柴胡湯は、熱のこもりと往来寒熱に対応する処方で、体内のバランスを整えます。

こうして並べてみると、それぞれが「似ているようで全然違う」ことが分かります。講義では、生薬の役割を一つひとつ解説し、比較しながらお話しさせていただきました。


◆緊張と学びの場

実は当日、参加された薬剤師の先生方の中には、私が生まれる前から漢方薬局を経営されている大先輩もいらっしゃいます。
そのような経験豊富な方々の前で話すのは、やはりとても緊張しますが、質問やご意見をいただくことで、自分の理解がより深まるのを実感できました。人に伝えることは、自分自身の勉強にもなりますね。


◆今後に向けて

名古屋での漢方塾は、毎回多くの学びがあります。薬剤師同士が交流しながら自身の考えや経験を共有できる場は、本当に貴重です。
私自身も、地域の薬局で日々の相談を受けながら研鑽し、こうした場で得た知識を患者さんに還元しています。

ウラタ薬局では、日常の不調から慢性的なお悩みまで幅広く漢方相談を行っています。ちょっとした食べ過ぎや胃のムカつきなどもお気軽にご相談くださいね。