お知らせ

ここのところ咳でご相談いただくことが増えてきました。咳は日常生活の質を大きく左右する症状の一つです。特に風邪の初期から長引く咳まで、原因や状態によって対処法が変わるため、早めにケアして悪化を防ぐことが大切です。今回は、代表的な漢方薬の使い分けと、生活の中で気をつけたいポイントについて解説します。
1.咳に用いられる代表的な漢方薬
葛根湯(かっこんとう)
風邪のひきはじめや寒気を伴う時に用いられることが多い漢方薬です。体を温めて発汗を促し、ウイルスや寒邪(かんじゃ)を追い出す働きが期待できます。まだ咳がひどくない段階で、背中や首筋にこわばりを感じる場合にも使用されることがあります。
小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
水っぽい痰や鼻水が多く、くしゃみなどが出る場合に適しています。冷えや花粉症による咳にも用いられることがあり、体を温めつつ、余分な水分を取り除いて呼吸を楽にしてくれます。
麦門冬湯(ばくもんどうとう)
乾いた咳が続き、痰が少なく喉や気管支がヒリヒリするような症状に用いられることが多いです。保湿効果が期待できる生薬が含まれており、乾燥でダメージを受けた気道を潤す助けをします。
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
ストレスや緊張感からくる咳や、喉に何かつかえたような違和感(梅核気と呼ばれる症状)を緩和するのに用いられます。気分の落ち込みやイライラなど心因的な要素が強い場合にも処方されることがあります。
選び方に自信がない方やこれをみて選んでもなかなか良くならない方はウラタ薬局にご相談くださいね。ちゃんとご自身の体質や症状に合った漢方を使用しましょう。
2.咳を和らげるための日常生活のポイント
適度な湿度を保つ
室内が乾燥すると、喉や気管支の粘膜が刺激されて咳が悪化しやすくなります。加湿器を利用したり、濡れタオルを室内に干すなどして、湿度は50~60%を目安に保ちましょう。
こまめな水分補給
喉の乾燥を防ぎ、粘膜のバリア機能を保つために、こまめに水分を摂取することが大切です。特に朝晩の温かい飲み物は、喉を潤し気道をリラックスさせる効果が期待できます。
部屋の換気と空気清浄
暖房を多用していると空気が汚れやすく、埃やウイルスがたまりがちです。定期的な換気を心がけ、新鮮な空気を取り入れると同時に、空気清浄機を活用して埃や花粉などの微粒子を減らすと効果的です。
十分な休息と睡眠
体が疲れていると免疫力が低下し、咳が長引きやすくなります。しっかりと睡眠時間を確保し、体を冷やさないように工夫することが大切です。
刺激物や喫煙を避ける
香辛料の強い食事やアルコール、タバコの煙は喉を刺激します。咳が出やすい時期はできるだけ刺激物を控え、喫煙習慣のある方はこの機会に禁煙を検討してみるのも一案です。
適度な運動とストレスケア
無理のない範囲でウォーキングや軽い体操を取り入れると、血行が促進されて免疫力の向上にもつながります。また、ストレスは咳を悪化させる場合があるため、趣味やリラックス法などで心身をリフレッシュすることも大切です。
最後に
咳をが続く方は肺の力自体が弱っているケースがあります。肺の力をしっかりとつけるために先ずは胃腸を温めましょう。薬用人参など甘い生薬がおすすめです。
気になる方は岐阜県関市のウラタ薬局にご相談ください。病気になりにくい体作りのお手伝いを漢方などでさせていただきます。