お知らせ

2022.07.23
健康コラム

【漢方コラム】土用の丑の日

おはようございます。ウラタ薬局の浦田です。

今日は皆さん待ちに待った?!土用の丑の日ですねー。スーパーなどでもウナギが山ほど販売されている日です。土用の丑の日にウナギを食べるようになったのは平賀源内さんが考えた今でいうキャッチコピーのおかげだというのはご存知かと思います。では『土用』というのは一体なんなのでしょうか。

実は漢方などの世界では四季ではなく五季です。春夏秋冬の間に土用が挟まります。

春→土用→夏→土用→秋→土用→冬→土用→春・・・のように繰り返していくんです。正確には立春立夏立秋立冬の前の約18日間と定義されています。

漢方的には土用は脾胃(消化吸収を司る臓器)が元気になりすぎる季節なのでそれを労ってあげる必要があります。五行論を参考にしていただきたいのですが、脾胃が元気になるということは腎は弱りますし、五臓のバランスが悪く脾胃が元気になれない方は肝の状態が悪くなるということですね。

難しいことは省略しますが、食べ過ぎと湿気が禁物です。甘味のあるもの、つまりウナギのようなものをしっかり噛んで食べるのが良いということですね。季節によった過ごし方をしっかりと守り病気にならないように過ごしましょうね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ご自身の体調不良が気になる方は岐阜県の漢方薬局『ウラタ薬局』にご相談ください。病気になりにくい体作りのお手伝いを漢方などでさせていただきます。