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2025.05.20
30代~50代男性
その他

【関市・各務原市で胸焼けや食後の不快感にお悩みの方へ】お酒好きな50代男性の漢方相談

「最近、ご飯を食べるとすぐ胸がムカムカするんです」
そう言って相談に来られたのは、関市在住の50代男性。若い頃からお酒が好きで、仕事終わりの晩酌が日課になっているとのこと。以前は何ともなかったのに、ここ数ヶ月で食後の胸焼けや胃の重さを感じるようになり、
「食事が楽しみじゃなくなってきた」
と、仰っていました。

市販の胃薬を試してみても一時的な効果しかなく、根本的に改善したいと漢方相談に来てくださいました。

東洋医学では、こうした「食後の胸焼け」や「胃もたれ」「ゲップ」「ムカつき」などの症状は、胃腸の“気”の流れが逆流している状態」と捉えます。さらに、お酒や脂っこい食事が多いと体に熱と余分な水分が溜まり、消化機能が弱ってしまう傾向があります。

この方の場合も、舌の色や苔、血流計の結果から考えると、「脾胃の虚弱」に加え「湿熱」が内にこもっている状態。胃腸の働きが落ちているため、食べ物をうまく消化できず、上に熱や気が昇って胸焼けとして現れていると考えられました。

そこで、胃腸の機能を整え、余分な熱と湿を取り除くような市販の漢方薬をご提案しました。お酒を完全にやめる必要はないですが、量を少し控えめにし、週に2日は休肝日をつくるようアドバイス。さらに、夜遅い食事や油ものの摂りすぎを避け、白湯をこまめに飲むなど、生活習慣も少しずつ見直していただきました。

服用から3週間ほどで、
「食後のムカつきが楽になってきた」
とのこと。1ヶ月半後には、
「お酒を飲んだ日でも翌朝スッキリしてる」
と変化を実感。3ヶ月が経つ頃には、胸焼けがほとんど起こらなくなり、
「食事を楽しめるようになった」
とうれしいご報告をいただきました。

現在も体調維持のため、軽めの処方で漢方を続けておられますが、
「薬というより、胃のお守りみたいな感じで続けています」
とのことです。

胸焼けや胃の不快感は、病院で異常がなくても“体からのサイン”であることが多く、生活習慣や体質が深く関係しています。漢方では、その人の状態に合わせて内側から整えていくことで、症状の根本改善を目指すことができます。

関市・各務原市で胸焼けや食後のもたれ、胃腸の不調にお悩みの方は、ぜひ一度、体質から見直せる漢方相談をご利用ください。