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2025.05.08
30代~50代女性
更年期

【各務原市・関市で更年期の不調にお悩みの方へ】ホットフラッシュと気分の浮き沈みに悩んだ40代女性の漢方相談例

「突然顔がカーッと熱くなる」「夜中に汗をかいて何度も目が覚める」「理由もなくイライラしたり落ち込んだりする」
そんな不調が続いていた40代半ばの女性が、ある日、ウラタ薬局にご相談にいらっしゃいました。

お話を伺うと、お子さんの進学や親御さんの介護が重なり、精神的にも肉体的にも休まる時間が少ない日々を過ごされていたとのこと。「年齢的に更年期かもしれないと思いながらも、病院に行くほどではない気がして…」と、悩みを抱えたまま数ヶ月が過ぎていたようです。

東洋医学では、更年期の不調は「腎(じん)」の衰えと「肝(かん)」の乱れが関係していると考えます。今回のケースでは、体の根本的なエネルギーである「腎」の力が弱まってきている中で、ストレスや感情の起伏に影響を受けやすい「肝」が過剰に働き、気の巡りが滞っている状態と見受けられました。

そこで、体内のバランスを整えることを目的とした煎じ薬を提案しました。ただ、今回の女性はお忙しいため顆粒を希望され顆粒剤の漢方となりました。心の不安定さを落ち着けながら、ホットフラッシュや寝汗といった“熱のこもり”を和らげる方向で、優しく身体を補う漢方です。また、日常生活では、無理に頑張りすぎず、1日の中で「アミノ酸のカルシウム割を飲みながらホッとする時間」を意識的につくるようにアドバイスしました。

服用を始めて1ヶ月ほどで、「夜中に目覚める回数が減ってきた気がします」と小さな変化が現れ、3ヶ月後には「日中のほてりや発汗がかなり楽になりました」と、明るい笑顔で報告してくださいました。その次に来店された際には、以前よりも気分の浮き沈みが少なくなり、「自分を取り戻した感じがします」とのこと。今も月に1回のペースで体調チェックにご来局いただいています。

更年期の症状は人それぞれ異なりますが、「何となくつらい」「どこに相談していいかわからない」という方こそ、漢方のアプローチが役立ちます。薬だけでなく、心や生活習慣まで含めて丁寧に寄り添うのが、私たちの役目だと考えています。

関市・各務原市周辺で更年期の不調にお悩みの方は、ぜひ一度、漢方相談をご利用ください。あなたに合った“これからの毎日”を、一緒に見つけていきましょう。