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2021.08.11
ブログ

【ブログ】漢方薬の勉強の仕方について

おはようございます。今日は薬局のブログに書くことではないのかもしれませんが、漢方薬剤師として全国で講演する中で講演を聞いてくださった薬剤師さんからよくいただく質問について回答させていただきます。

それは

「漢方薬を勉強するにはどうしたらいいですか?」

というものです。絶対的な正解はないと思います。あくまで古方派の浦田なりの考えです。

 

大まかな流れとしては

1、座学で学ぶ

2、師匠を見つけ実際に漢方薬局で働く

3、自身で薬局を経営しながらある程度以上のレベルの漢方薬局間の交流会に参加する

というのが1番の近道だと思います。ちょっと詳しくご紹介いたしますね。

1、座学で学ぶ

東洋医学は西洋医学と考え方が全く違います。もちろん東洋人の我々ですが、現代の日本人である我々の発想は西洋医学的なものになってしまっています。その違いから学んでいく必要があります。そのためにも塾に通いましょう。古方を学ぶ上でオススメなのは朴庵塾セミナーです。臨床経験豊富な講師の方々からお話を聴けます。初級4年、中級4年ぐらいを目安に通うと良いのではないでしょうか。

2、師匠を見つけ実際に漢方薬局で働く

これは1と並行して行っていただいた方が効率が良いかもしれません。自身の尊敬できる師匠を見つけその方の薬局で働かせてもらいましょう。最初の数年は薬剤師手当なしの給料になることも多いですが、勉強させていただく期間なので当然です。

「この方から学びたい!」

と思ったら思い切って飛び込んでみましょう。もちろん断られるケースも多いため、先方のご迷惑にならないようにしましょうね。

 

3、自身で薬局を経営しながらある程度以上のレベルの漢方薬局間の交流会に参加する

これは2をしている間に師匠のお知り合いなどが参加している会に入れていただくことができると思います。一定レベル以上の知識を有していないと入れていただけないこともあります。本では得られない知識や大先輩の経験談を聴くだけでも大変勉強になります。

 

以上のような流れです。

漢方薬を学びたい方はぜひ挑戦してみてくださいね。