おはようございます。今日は金山で毎月1回の漢方研修会です。
今日は七合と金貴要略です。残念ながら浦田は午前だけしか参加できないので七合をしっかりと勉強したいと思います。
七合というのは僕らの流派(荒木派)の創始者である荒木朴庵先生という方が書かれた本です。
写真奥の黄色の本が七合です。荒木先生の漢方に対する考え方や、治験例それに生薬の採集に行った時の話などなどが載っています。僕が生まれる前の先生なので実際にお会いしたことはないのですが、これを読むとどれだけ深い考えを持ってらっしゃったのかがわかり本当にためになります。
そして真ん中の漢字ばかりの本が金貴要略です。今の言葉で言うと慢性病に対応するための漢方が幅広く書かれています。漢方というと何となく古いイメージ(実際に三国志の時代以前からあります)があって、体系立てて学んだりすることができないように思われがちですが、そんなことはありません。順序立てて論理的に学んでいるんです。
ただそれをしっかり出来ていない方でも漢方を販売出来てしまうので怪しくて高くて効かないイメージになってしまう・・・本当に残念ですね。素晴らしい方は日本中にとても沢山いらっしゃるのでそんな方に出会えるとラッキーかもしれません。
ウラタ薬局のお客様でも
「もっと早く来ればよかった」
「こんなに早く効くんやね」
「悩んでる前に相談すればよかった」
と嬉しいことを仰っていただける方がいっぱいいらっしゃいます。貴重な生薬(高いものは純金と同じぐらい1g当たりのお値段がするものも)を使うとどうしても高額になってしまいますが、使わなくて済む方には提案致しませんし、できるだけ短い期間の服用で調子が良くなってきたら服用していただく種類を減らしていただいたりの対応はさせていただきます。体調が悪くて悩んでらっしゃる方はご相談くださいね。
もちろん未病(冷え性、生理痛がある。頭痛があるなど))の段階の方や健康を維持したい方(ご家族が脳梗塞などの経験がある、ガンの経験があるなど)の方もご相談ください。ここ数年、産後の体調を整えたい方のご相談も増えていますが、妊娠中にケアをしっかりしておくことで産後の不調や骨折などを防ぐことができます。
養生をして元気に過ごしましょう!