おはようございます。昨日、支店スタッフと漢方の味見をしてみました。テーマは風邪をひいてなんとなく眠い時の漢方です。風邪を引いて熱が出て体がだるいこともあれば、咳が出て寝れないこともありますし、今回のテーマのようにただただ眠い時もあります。
傷寒論の中で太陽病、陽明病、少陽病、太陰病、少陰病、厥陰病という急性病の項目があることは以前もご紹介したことがありますね。その中で少陰病が風邪を引いて眠い時についての項目です。本当なら太陽病から先ほどの順番に変わっていくのですが、元々が冷えていたり腎が弱っていたりすると少陰病にいきなりなる方もいます。風邪をひくと熱が出たりする事もなく体がだるく眠くなる方は普段から冷えをとった方が良いですね。
少陰病の第一条は少陰の病たる脈微細、ただいねんと欲するなりというものです。簡単にいうと少陰病というのは脈が少なくて細くて(気が不足していて)ただただ眠いんですよという意味。ここから第二条以降は更にこんな特徴があるのが少陰病でその中でもこの特徴がある方はこの漢方で治してあげてくださいねと細かく書かれていきます。
その中の一つである漢方がこちら。
と言っても見た目では分かりにくいですね。麻黄附子細辛湯というものです。その名の通り、麻黄・附子・細辛という3つの生薬で構成されている漢方です。アスゲン製薬さんが販売されているネオアスゲン顆粒という商品この処方を生薬にこだわり販売されているものですね。ウラタ薬局にも取り扱いがあるので常備薬として購入されている方も多いかもしれません。
味はピリッと細辛の辛味があって温まる感じがします。風邪を引いてしまって眠い方、花粉症で眠い方は一度お試しいただく価値がある漢方となっています。
今日は第四日曜日なので本店のみの営業となっております。ただ浦田は名古屋で漢方の研修会のため朝から晩まで勉強をしているためにお店にはおりません。
少しでも皆様のお役に立てるように勉強していますので安心してご相談くださいね。もちろん本店も漢方や養生法の知識を持ったスタッフが多数おりますので健康・美容のことなら岐阜県関市のウラタ薬局にお任せください。
病気になりにくい体づくりのご相談もお待ちしております!
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