お知らせ

おはようございます。ウラタ薬局の浦田です。
じめじめした季節になると増えるお悩みのひとつが「水虫」ですね。かゆみや皮むけ、ひび割れがつらいこの症状、多くの方が経験しているのではないでしょうか。
でも、「薬を塗ってるのに治らない」「すぐ再発してしまう」そんなお悩み、意外と多いんです。
今回は、水虫の原因と予防、そして正しい対策について、薬局目線でわかりやすくご紹介します。
水虫の原因は“白癬菌”
水虫は「白癬菌(はくせんきん)」というカビの一種が皮膚に感染することで起こります。
この白癬菌は湿気が大好きで、特に 足の指の間や足裏など、蒸れやすい場所 に潜んでいます。プール、温泉、ジムのロッカーなど、裸足で歩く場所では特に注意が必要です。
実は「家の中」にも感染源が…
白癬菌は感染力が強く、家族の中に水虫の方がいると、スリッパやバスマット、床からもうつる可能性があります。
「自分は大丈夫」と思っていても、知らないうちに菌が足についていた…というケースも。
水虫を防ぐ3つのポイント
① 毎日、足をしっかり洗う
指の間まで丁寧に洗い、しっかりタオルで水分をふき取ることが大切です。濡れたままにすると、菌が増えやすくなります。
② 靴・靴下の“湿気”対策
通気性のよい靴を選び、毎日同じ靴を履き続けないようにしましょう。靴の中は意外と湿気がこもるので、1日履いたら1日休ませるのがおすすめです。
③ バスマットやスリッパの共有を避ける
家庭内感染を防ぐには、バスマットをこまめに洗濯するか、家族で分けて使うのが◎。また、スリッパも共有せずに個別に用意しましょう。
薬の使い方にもコツがある!
市販薬や処方薬での治療は、かゆみがなくなっても最低1ヶ月は継続するのが基本です。
症状が落ち着いたからといって、すぐに塗布をやめてしまうと、菌が残って再発する可能性があります。
「どの薬を使えばいいか分からない…」という方は、お近くの薬局でお気軽にご相談ください。塗り薬の種類や塗るタイミング、範囲についても丁寧にご案内しています。
早めの対策が、かゆみの夏を防ぐカギ!
水虫は放置すると、爪や他の部位に広がる可能性もあります。
気になる症状があれば、自己判断せず、専門家に相談するのが早期解決への近道です。
当薬局では、症状に応じた市販薬のご案内はもちろん、ご希望の方には病院の受診もおすすめしています。
まとめ
蒸れやすいこれからの季節、少しの意識と早めのケアで、快適な足元を守っていきましょう。