2025.09.27
健康コラム
【秋に悪化しやすい皮膚トラブル】乾燥肌・湿疹の対策
こんにちは、ウラタ薬局です。
夏が終わり、涼しくなると同時に「肌がかゆい」「粉をふく」「湿疹が悪化した」というご相談が増えてきます。秋は空気の乾燥が始まり、皮膚のバリア機能が低下する季節。特にアトピー性皮膚炎や乾燥肌の方にとっては要注意の時期です。
◆秋に増える皮膚トラブル
- 乾燥肌:肌がカサカサし、白い粉をふく
- 湿疹の悪化:夏の紫外線ダメージが残っているため炎症が出やすい
- 全身のかゆみ:乾燥で皮膚が敏感になり、掻くほど悪化する
「夏の終わりから急にかゆみが強くなった」「いつも使っている保湿剤では追いつかない」そんな声を多く聞きます。
◆なぜ秋は肌が荒れるのか?
秋は気温が下がり、湿度も一気に低下します。さらに衣替えでウールなどのチクチクする衣類に変わることも刺激の原因になります。冷たい風や花粉も肌を刺激し、かゆみや炎症を悪化させてしまうのです。
◆セルフケアのポイント
- お風呂上がりすぐに保湿
肌が乾燥する前に、3分以内にクリームやローションを塗りましょう。
- 石けん・ボディソープの使いすぎに注意
必要以上に皮脂を落とすと、肌のバリアが壊れてしまいます。
- 加湿を心がける
室内湿度は50〜60%が理想。エアコン使用時は加湿器を併用すると効果的です。
- かゆい時は冷やす
掻きむしると悪化するため、タオルで冷やして落ち着かせるのも一つの方法です。
◆薬局でできるサポート
ウラタ薬局では、症状や肌質に合わせたスキンケアのご相談や特製の軟膏も製造して販売させていただいています。タウロミンも人気のある商品です。
- 保湿剤の種類の選び方
ローション、クリーム、ワセリンなど、部位や症状によって使い分けが大切です。
- 市販薬や外用薬の正しい使い方
ステロイド軟膏や抗ヒスタミン薬は、塗り方次第で効果に差が出ます。
- 漢方の提案
体の内側から整えることも可能です。
例)
– 消風散(しょうふうさん):かゆみを伴う湿疹に
– 当帰飲子(とうきいんし):乾燥肌で血行不良のある方に
– 温清飲(うんせいいん):ほてりと乾燥を伴う湿疹に
◆地域の皆さまへ
関市をはじめ、美濃市、美濃加茂市、各務原市、岐阜市からも乾燥肌や湿疹の相談で多くのお客様にご来店いただいています。秋は肌トラブルが増える季節。毎日の保湿と正しいケアで、快適に過ごしましょう。
アクセスの目安
- 関市中心部から車で約10分
- 美濃市から約20分
- 各務原市から約30分
- 岐阜市から約40分
👉 秋の乾燥肌や湿疹でお困りの方は、ぜひウラタ薬局へ。症状や体質に合わせたスキンケアと漢方のご提案でサポートいたします。