お知らせ

こんにちは、ウラタ薬局の漢方薬剤師・浦田です。
今日はお休みの日を使って、「傷寒論(しょうかんろん)」の研修会に参加してきました。
傷寒論とは、約1800年前に中国で書かれた漢方医学の古典中の古典。
この原典を学ぶことは、漢方薬の基本に立ち返り、応用力を高めるために非常に重要です。
例えば風邪ひとつ取っても、「寒気がするのか」「汗は出ているのか」「熱感が強いのか」など、細かい体のサインを見極めることで、使う処方は大きく変わります。
今回の研修では、こうした原典の考え方を現代の患者様にどう活かすか、具体例を交えて学びました。
一方、薬局では別のスタッフが腸内環境に関する研修会に参加しています。
腸内フローラの乱れが免疫力や肌、メンタルに影響を及ぼすことはよく知られるようになってきました。
スタッフ一人ひとりがそれぞれの専門性を磨き、漢方だけでなく幅広い健康相談に対応できるよう日々努力しています。
「薬局は薬をもらうだけの場所」と思われがちですが、私たちはそうではなく、地域の皆様が抱える小さな不調や悩みに寄り添える存在でありたいと思っています。
漢方の原典を学ぶことで、より本質的なアドバイスができるように。
腸内環境の知識を深めることで、生活習慣から整える提案ができるように。
そんな思いで、それぞれの分野でレベルアップを続けています。
関市・各務原市の皆さま、何か気になる症状や体調の相談があれば、ぜひ気軽にウラタ薬局にお立ち寄りください。
私たちは学びを止めず、皆さまの健康のために全力でサポートしていきます!