年末も近づいたので2025年の健康的な過ごし方をご紹介いたします。来年(2025年2月3日〜2026年2月2日まで)は金運不及(きんうんふきゅう)の年になります。
金運不及の年は、五行で金を表す「肺や気管支などの呼吸器系、大腸、鼻、皮膚、アレルギー系、涕(はなみず)、咳、気、息、収、燥、腥(なまぐさい)、西、秋、白、憂(うれ)い、悲しみ、哭(泣きさけび)の感情等」の働きが弱まり、無理がかかりやすい年です。
詳しく紹介させていただきます。
金運不及の年は収の力が弱まるのでいつも通りに食事を食べていても、消化して吸収してめぐらし体内に栄養素として取り込み自分のものにする力が弱まります。また、肺や大腸系が弱まるため、呼吸器系の疾患や咳、喘息、肺炎、感染症、大腸ポリープや大腸ガン、過敏性腸症候群、痔、蓄膿、副鼻腔炎、アレルギー、鼻炎、鼻茸、湿疹やおでき、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎をはじめとするお肌の様々なトラブルが出やすくなると考えられます。
金🟰肺が弱くなるということは感染症や伝染病にかかりやすく重症化もしやすくなります。手洗いやうがいを始めとする予防をしましょう。そして、肌のバリアーも弱るので薄着で肌を冷やすのはやめましょう。
中でも痩せている人、色白の人、少食の人、体力が低下している人、貧血気味で冷えやすい人、胃腸が弱い人、便秘や下痢になりやすい人、病人、病後や術後の人、ご年配の人等は、特に普段から体力を高めていくように心がけていきましょう。
冷たいもの(体温以下のもの、冷蔵庫の中のもの、ヨーグルト等も)や、飲み物(水やお茶なども、お酒等も)、果物や生もの等といった陰性の食品は、胃の熱を奪います。また、粘膜も弱くなるので血に熱がこもるような甘いものやお菓子、チョコレートやナッツ系、もち米、激辛、塩辛いものなどの味の濃いものの取りすぎには注意して下さい。タバコなんかも良くないですね。
生活上の注意点と致しましては、「久臥(きゅうが) 気を傷(やぶ)り 肺(はい)を労(ろう)す」 と言われています。
すごく簡単にいうと体を横にしてばっかりいちゃダメですよということです。
お散歩やラジオ体操で気の巡りをよくして、寝る前には湯船に浸かってしっかりと体を温めましょう。
特に辛味のものは肺の金運の働きを補います。適度に辛味のもの(ねぎ、にら、生姜、大根、シソ、香辛料など)を取入れてみてください。
2025年も健康的な生活をしていきましょう。
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