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2024.01.21
健康コラム

【健康コラム】2024年の過ごし方

おはようございます。今年も年間の運気『土運太過』について解説させていただきます。正確には節分が過ぎてから2月4日以降(2024年2月4日〜2025年2月2日)ですね。

漢方の五行説では土はすい臓や胃を中心とした消化器系(脾胃)を司っていると言われています。その結果、肉付き(肌肉:きにく)、口(唇)、乳等」の働きが強まる、力が余る、過剰になりやすく、偏りができやすい年と言えます。土運は甘いものが良いと言われているので甘いものを食べたくなる人は脾胃が弱っている可能性がありますね。

消化吸収を司どる脾胃が元気に鳴るということは規則正しい食生活をしている方にとっては食欲が増し、消化吸収がしっかりとされて体調が良くなります。まぁちょっと太ってしまう人もいるかもしれませんが、健康の証ですし運動などをしながら筋肉量を測定していただければ良いのかなと思います。そんなことより暴飲暴食をしている方は要注意です。口内炎、口角炎、歯茎の痛み、しゃっくり、胃のムカつき、胃の痛み、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がん、食道がん、腸内環境の乱れ(下痢、便秘)、潰瘍性大腸炎などが悪化する可能性もあります。

食生活では胃腸に負担をかけないように食べ過ぎないようにしてくださいね。胃に熱気が篭らないようにもち米類、チョコレート、ワイン、味の濃いものなどを避けるようにしてください。胃熱から血に熱がいき、瘀血が溜まることで吹き出物やニキビ、ものもらい、生理痛、生理不順などが起こることがあります。昨年が火運不及だったため血液の働きが弱っていたため今年はその傾向がより強くなります。

「土用の間は土いじったらダメですよー」
と浦田に言われたことがある方もいらっしゃるかもしれません。自然界では土から育つ農作物や木々や植物の育ちがよくなるため、豊作のものも多くなりそうです。その一方で土運太過なので過ぎることで反って不作や栄養不足に陥りやすくなる可能性もあります。土が強すぎるということは地面の上で暮らしている我々への影響は計り知れないですね。色々なことを考え過ぎてしまうため心と体のバランスが保ちにくくなります。胃腸が弱く冷やしている方は涙が出やすくなったり、あくびが出やすくなりますし、熱がこもっている方はイライラしやすくなります。自律神経失調症など自律神経のバランスを崩しやすい方は早め早めにご相談いただけるとありがたいです。お仕事柄、座っている時間が長い方は少しでも立ち上がって動いていただけると脾胃を弱らせるのを防ぐことができますのでお試しくださいね。

土運太過の年に最も体調を崩しやすくなると言われている季節は、土用です。毎年、
「土用は要注意だよー」
とお伝えしていますが、2024年は更に要注意です。お気をつけくださいね。
土用は年に4回あります。(以下が2024年の土運太過の年の土用になります)
春の土用:2024年4月16日~5月4日
夏の土用:2024年7月19日~8月6日
秋の土用:2024年10月20日~11月6日
冬の土用:2025年1月17日~2月2日

2024年も元気にお過ごしいただくための一助となれば幸いです。