お知らせ

2022.07.09
健康コラム

【漢方コラム】心がしんどい時の対処法

おはようございます。

朝から

「ちょっと体がえらくなっちゃった。」

「涙が出てくる」

などといったお電話を複数いただいています。

大きな事件があり悲しんだり、憂えたり、怒ったりすると体の状態が変化します。素問という漢方の本に書かれているのですが、体の中の気血が円滑に流れるには感情の安定が不可欠です。感情の急激な変化により気血の流れが乱れ、陰陽のバランスが崩れることによって病気になってしまいます。

 

例えば怒りは気を上らせますし、憂うのは気が縮んでしまい、悲しみによって気が消えます。先ずはテレビやSNSなど感情を大きく揺さぶられるものから距離をとりましょう。次に、気を巡らせるために軽く汗をかく程度の運動をしましょう。もちろんお散歩でも十分です。それもできない方は湯船に浸かって体を温めるだけでも大丈夫ですよ。

勝手に涙が出てきてしまったり、それすらできない方はご相談ください。その方の状態によって調子が良くなるものをご提案させていただきます。