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2021.04.12
健康コラム

【漢方コラム】楽しいけど、大笑いしたら疲れる理由

おはようございます。ウラタ薬局の浦田です。

さて今日はタイトルの通り、楽しくお友達と食事をして大笑いしていたら次の日などがだるかったり、やる気が出なかったりする理由をご紹介いたします。

気血水のバランスが大事だということは既に何度も紹介させていただいているのですが、その中の気が関係してきます。ざっくりとした説明なので東洋医学がお好きな方には言葉不足と言われるかもしれませんが、気は自然に体の中で出来るわけではなく食事をとることで作られます。気の蓄えることができる量は人によって違い、イメージとしてはコップに入ったお水のように使えば減るし無くなります。そのコップの量が大きい人と小さい人がいると思ってください。

 

※左のビーカーのようにたっぷりと水が入る(気が蓄えられる)人と、右のコップのように少ししか水が入らない(気が蓄えられない)人がいるイメージです。

 

実は大きな声を出したり笑ったりすることで気はその都度消耗していきます。その量が一定量以下になると倦怠感を感じるようになるんですね。倦怠感を感じるぐらいで終わればいいのですが、気を消耗しすぎるとやる気もなくなり、現代の言葉で言ううつ病のような状態になってしまいます。楽しく大きな声で友達と話をすると気を消耗し過ぎてしまうということです。

 

このビーカーの中のお水のように沢山の気を蓄えることができる方でも消耗していくと気が減ってしまいます。普段から忙しかったり、寝不足だったり気疲れやストレスなど様々な原因で気を消耗してしまうと危険ですね。逆に気を蓄えられる量が少ない方でもケアをしておけば量が減るのが防げます。

気を減らしすぎて体調不良になる前に気を消耗したら補うことが大切です。人参製剤を普段から飲む習慣をつけましょう。人参には補気作用があるので、減った分を補っていってくれます。また普段から食事の際にはしっかりと噛む習慣をつけてください。胃腸の負担を減らして働きが良くなることで気が作られやすくなります。

 

気の蓄えられる量は人によってそれぞれ、他の人が同じことをしているから大丈夫と思うのではなく、自分のペースでケアをしながら生活をすることがストレスの多い気の消耗しやすい現代には必要かもしれません。

 

やる気が出なかったり、体のだるさを感じる方はお早めに岐阜県関市のウラタ薬局にご相談くださいね。漢方薬でお悩みを解消いたします。