こんにちは。ウラタ薬局の浦田です。
 
今日は漢方の粉が苦手という方からご相談をいただきました。
「漢方って粉ばかり、飲めない！」
という声って多いのですが、実は粉が苦手な場合は３つの方法があります。
 
 
１、剤形変更
実は漢方というと粉薬のイメージが強いかもしれませんが、クラシエさんから錠剤タイプが色々と出ています。全ての漢方が対応されているわけではないのですが、一度お探しいただくと良いかもしれません。処方箋の漢方の場合でも
「クラシエさんの錠剤にしていただきたいです」
と病院の先生に相談されても良いかもしれませんね。病院の先生が治療に有効と判断された漢方に錠剤タイプがあればそちらで最初から処方いただける可能性も高いです。ただし錠剤になると粒の個数が増えるため飲み込むのは少し大変になります。
 
２、おくすり飲めたねゼリーを使用する
粉が苦手な方にお勧めしたいのがおくすり飲めたねゼリーです。龍角散で有名な株式会社龍角散さんが作ってらっしゃいます。チョコ味、いちご味、ぶどう味などの種類があります。ウラタ薬局で人気があるのはぶどう味ですね。
ちょっと、このゼリーを買うのは恥ずかしいという方のためにもらくらく服薬ゼリーというものがあります。
どれもゼリーでお薬を包んでくれるため飲み込みやすくなります。
 
３、煎じ薬にしてみる
これが意外に思われるかもしれませんが、本来の漢方薬は生薬を煮込んだスープを飲むものです。粉が苦手な方やお子様は液体も飲めない気がするかもしれませんが、自然のものなので飲みやすいんです。
もちろん漢方によっては味がどうしても不味いものがあるためそれは薬剤師にご相談いただきたいのですが、お子様によく提案させていただく小建中湯などは膠飴という昔ながらの飴が使われていたりしていて美味しく服用していただけます。
この写真の丸いのが膠飴という生薬です。素朴な甘さで多くのお子様が服用されています。

※写真は以前掲載したものと同じもの
 
 
これら３つの方法がオススメです♪苦手な粉を頑張って飲むストレスから解放されますよ。
 
一度、煎じ薬を服用してみたい方は岐阜県関市のウラタ薬局へお越しくださいませ。