お知らせ

最近、地域のスーパーが少しずつ姿を消しているのを感じませんか?
高齢化や人口減少の影響で、日常の買い物が以前よりもずっと不便になってきました。特に車を運転しない高齢の方や、忙しいご家庭にとっては「ちょっとした野菜を買いに行く」ことすら、大きな負担になってしまいます。
そこで私たちウラタ薬局では、店先に【無人野菜販売コーナー】を設置しました。
地域の皆さんに、処方箋がなくても気軽に立ち寄っていただける場所を目指して──
新しいチャレンジが始まっています。
「薬局に用がなくても来ていい場所」にしたい
一般的に薬局は、「病院の帰りに行くところ」「薬をもらう場所」という印象が強いかもしれません。
しかし私たちは、それだけではない“地域の寄り道スポット”になれたらと思っています。
「今日は何か野菜あるかな?」
「ちょっと店の人と話したいな」
そんなふうに、ふらっと立ち寄れる場所。人と人とがつながる小さな拠点としての役割を、薬局が担えるのではないかと考えています。
無人販売には、地元の農家さんや家庭菜園をされている方からいただいた季節の野菜が並びます。
1本100円の大根、甘くてつやつやのトマト、朝採れのヤングコーン…
日によって内容は変わりますが、「今日はどんな野菜があるかな?」と足を運ぶ楽しさが生まれます。
地域の“買い物難民”を少しでも減らしたい
関市のような地方都市では、「買い物難民」という言葉が現実味を帯びています。
運転免許を返納した方、歩いて遠くのスーパーまで行くのがつらくなった方にとって、買い物は生活のハードルになりがちです。
薬局が、そんな方々の“ついでに寄れる”場所になれたら。
体調がいい日に、ちょっと野菜を買いに来て、そのついでに健康相談もできる。
そんな風に、生活と健康を自然につなぐ場所にしていきたいのです。
薬膳のレシピカードで、食卓にも健康を
無人販売の野菜棚には、薬剤師が作った薬膳レシピカードもご用意しています。
野菜を無駄なくおいしく、そして健康的に食べられるレシピばかりです。処理の仕方がわからない場合は店舗によっては管理栄養士のスタッフもいますので是非お声がけくださいね。
“食べること”は“健康をつくること”。
毎日のごはんがちょっと楽しくなるようなお手伝いができたらうれしいです。
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私たちウラタ薬局は、45年以上にわたって地域の健康を支えてきました。
これからも、「薬をもらう場所」だけではなく、「今日も元気に過ごすために立ち寄れる場所」でありたいと思っています。
お近くにお越しの際は、どうぞお気軽にのぞいてみてください。
野菜だけ見て帰るのも、もちろん大歓迎です。