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2025.05.08
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【ブログ】関市で漢方相談するなら?煎じ薬とエキス剤の違いを薬剤師が解説

漢方に興味があるけれど、「煎じ薬」と「エキス剤」の違いがよくわからない、という声を多く耳にします。ウラタ薬局では、関市近郊にお住まいの方々に向けて、それぞれの特長や選び方について丁寧にご案内しています。

まず、煎じ薬とは何か。これは漢方の原料である生薬を水からじっくり煮出し、有効成分を抽出した液体を飲むタイプの漢方薬です。生薬本来の香りと風味がしっかりと残り、効能もダイレクトに体に届きやすいのが特徴です。一方で、煎じる手間や時間、匂いが気になるという方も少なくありません。

一方、エキス剤とは、煎じ薬を乾燥させて粉末状にしたものを顆粒や錠剤に加工した漢方薬のことを指します。持ち運びやすく、職場や外出先でも服用できる手軽さが魅力です。お湯に溶かして飲むタイプが多く、味や香りも穏やかになっています。

では、どちらを選ぶのがよいのでしょうか?それは患者さんの「ライフスタイル」と「体質」によって変わります。たとえば、在宅時間が長く、しっかり養生を意識している方には煎じ薬が向いています。逆に、仕事や子育てで忙しく、服用の手間を最小限にしたい方にはエキス剤がぴったりです。

実際にウラタ薬局では、こうしたニーズに合わせて選べるよう、どちらのタイプも取り揃えております。さらに、問診や体調のヒアリングをもとに、一人ひとりに合った漢方をオーダーメイドでご提案しています。煎じ薬をご希望の方には、作り方の説明や煎じセットの貸し出しも行っておりますので、初めての方でも安心です。

また、「飲みにくい」「味が苦手」という方には、飲みやすくアレンジする工夫や、併用できるサポート食品のご提案もしております。たとえば、はちみつやお湯で薄めるなど、体にやさしく取り入れる方法もお伝えしています。

関市で漢方を始めたいとお考えの方は、まずは気軽にご相談ください。煎じ薬とエキス剤、どちらがご自身に合っているのかを一緒に見つけましょう。事前予約していただければ、待ち時間もなくスムーズにご案内できます。

体の不調を根本から整えたい方へ——。地域に根ざした薬局として、皆さまの健やかな暮らしを全力でサポートします。